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受け入れ自治体困惑 ラグビーW杯、ルーマニア出場権取り消し

(2018/5/17 08:17)
市役所ロビーの出場国紹介コーナーでは急きょロシアのユニホーム写真に差し替えられた=16日午後、掛川市役所
市役所ロビーの出場国紹介コーナーでは急きょロシアのユニホーム写真に差し替えられた=16日午後、掛川市役所

 ラグビーワールドカップ(W杯)の出場国がルーマニアからロシアに変更されるとの発表を受け、公認キャンプ地として受け入れ準備を進めていた掛川市や磐田市、試合会場の袋井市では16日、予期せぬ事態に困惑が広がり、担当職員が対応に追われた。
 磐田市とともにルーマニアのキャンプ地に指定されていた掛川市は、6月の広報紙でキャンプの特集を掲載予定。校了間際の原稿を引き戻して慌ただしく修正した。市役所に設けた出場国のユニホーム展示コーナーではルーマニアを外したもののロシアのユニホームが入手できず、暫定的に写真を設置した。
 市担当者は「キャンプの準備はこれからなので影響は小さいが、こんなに突然変更があるとは」と驚いた。
 ルーマニアの試合が組まれていたエコパスタジアムがある袋井市。W杯時のホームステイ推進などを担当する市国際交流室は、これまでの報道から同国の出場権取り消しの可能性を念頭に作業を進めていたという。鈴木浩方室長は「ルーマニアのサポーターの受け入れが決まる前でよかった」と受け止めた。

 ■静岡県、広報やイベントに影響も
 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)で欧州代表のルーマニアが出場権を取り消され、ロシアが繰り上がると発表されたことを受け、準備を進めている静岡県は広報やイベントに影響が出ることを懸念している。
 県内会場のエコパスタジアム(袋井市)で10月9日に行われるスコットランドの対戦相手は、ルーマニアからロシアに変更される見通し。ただ、ルーマニア協会は異議申し立てをする意向とされるため、県ラグビーワールドカップ2019推進課の担当者は「当面は出場チームが確定しない状態が続く」と戸惑いを見せた。
 同課によると、エコパの試合をPRするチラシは2万枚以上を作成し、数千枚が残っている。ルーマニアの国名が印刷されているため、ロシアへの変更が確定した後に修正し、配布しなければならないという。エコパでの試合を予定する出場各国の大使館職員を招いたイベントも計画しているが、同課の担当者は「(確定するまで)ルーマニアにもロシアにも声を掛けられない」(同課)と頭を抱える。

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