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FDA出雲定期便好調 静岡空港、4月の搭乗率9割

(2018/5/16 07:51)

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)が3月から、静岡空港と出雲空港(島根県出雲市)の間で運航を始めた定期便が、9割近い搭乗率を維持していて好調だ。出雲大社(同市)や世界遺産の石見銀山(同県大田市)など周辺に人気観光地が多く、就航記念の格安運賃も寄与したとみられる。今後、旅行需要が冷え込む冬場にどう搭乗客を確保するかが課題になる。
 本県から島根県などの山陰地方へは鉄道利用だと6、7時間かかるが、FDAは静岡-出雲間を70分で結ぶ。出雲線好調の理由について、FDAの担当者はこの利便性に加えて「新規就航で露出の機会が多く、認知度が高まった。静岡からの搭乗客には初めて島根県を訪れる人も多い」と指摘。旅行商品の造成も活発で個人、団体旅行ともに好調という。
 同社は出雲線の年間搭乗率65%、搭乗者数4万人を目指す。4月はそれぞれ89・9%、4228人だった。県空港利用促進課は、通常片道3万円の運賃を5555円にした就航記念運賃やツアーが好評で、高い搭乗率につながったと分析する。
 出雲線を使った旅行商品を扱う静鉄観光サービスの担当者によると、5、6月分のツアーは既に予約で埋まる人気ぶり。高齢者には定番スポットを訪れる3~4日の団体ツアー、若い世代には宿泊と航空券のみのプランが人気だという。
 ただ、観光利用が中心の路線であるため、季節や気候の影響を受けやすいのが課題。同課の担当者は、静岡県と島根県(人口約70万人)との規模の違いを挙げた上で路線安定化を図る必要があるとし「経済交流を進めながら、山陰の寒さが厳しい冬場に、島根県民を温暖な静岡に呼び込む手段を考えたい」と方策を練っている。

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