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静岡県水産技研新庁舎が完成 津波避難スペース確保 焼津

(2018/5/2 07:48)
開放感がある水槽で駿河湾に生息する魚を観察することができる新展示室=1日午後、焼津市の県水産技術研究所
開放感がある水槽で駿河湾に生息する魚を観察することができる新展示室=1日午後、焼津市の県水産技術研究所

 静岡県水産技術研究所の新庁舎が焼津市鰯ケ島の焼津漁港新港地区に完成し、1日までに業務を開始した。南海トラフ地震の津波浸水想定区域に立地するため、屋上に避難スペースを確保した。一般に無料開放する展示室は8日にオープンする。
 同市小川にあった旧庁舎が老朽化し、耐震性も劣っていたことから県有地に新築移転した。鉄筋コンクリート造4階建て、延べ床面積3712平方メートル(付属棟含む)。津波が1階の壁を突き破り、建物全体に影響が及ばないように設計してある。2階部分で想定津波高を超える海抜6メートルを確保し、4階に非常用自家発電を設置した。
 研究面では、微生物実験室にクリーンルームなどを新設し、熟成魚肉など新たな発酵利用技術の開発が可能になった。
 展示室は、全面アクリルガラスの水槽を採用し、開放感がある視界で駿河湾に生息する生物を観察することができる。最新のプロジェクションマッピングも導入し、親しみやすい映像で県内水産業の魅力や特徴を伝える。
 旧庁舎の解体費も含め総工費約20億円。同市中港にあった県焼津漁港管理事務所も耐浪性に不安があったため新庁舎に合築した。
 県水産技術研究所は、カツオやマグロの漁場予測技術や水産加工技術の開発など、本県の水産業を技術面で支えている。

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