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御殿場・裾野のJFAアカデミー 23年度末完全移転を正式発表

(2018/4/14 07:35)

 日本サッカー協会は13日、2011年の東日本大震災後に御殿場、裾野両市で活動している中高一貫のエリート選手育成機関「JFAアカデミー福島」の活動拠点を、21年4月から段階的に福島県に戻し、23年度末には完全に静岡県内から移転すると正式に発表した。12日の理事会で承認され、都内で開いた13日の記者会見で明らかにした。
 震災前まで活動拠点だった福島県楢葉、広野町のサッカー施設「Jヴィレッジ」を核に、24年4月に全面的に同県での活動を再開させる。男子選手は21年4月から福島で中学1年の入校を受け入れ、女子選手は24年4月に全6学年が一斉に同県に戻る。男子選手は18年度に入校した13期生が静岡県で活動する最後の学年となる。
 会見で須原清貴専務理事は帰還理由について「福島県側の受け入れ体制が整いつつある。思い入れのあるホームに戻るべきだという考え方を常々持っていた」と説明した。静岡県の受け入れに対しては「関係者の方には多大な支援をいただいた。このご恩は忘れることはできない」と感謝。日本サッカー協会の田嶋幸三会長が5日に県庁を訪れた際、取材に対し「静岡県に何らかのレガシー(遺産)を残せないか検討する」と発言したことについて、「追加の新しいことができればと思っている。お金の面などもあるため、静岡県側とどこまでできるか話し合いたい」と前向きな意向を示した。
 JFAアカデミー福島は06年4月、エリート選手育成のため福島県内に開校。東京電力福島第1原発事故を受けてアカデミー拠点を御殿場市に移し、選手は同市や裾野市などで勉強や練習、寮生活を送っている。

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