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御殿場のJFAアカデミー 21年度から福島に帰還

(2018/4/6 07:46)
取材に応じる日本サッカー協会の田嶋幸三会長=5日午後5時40分ごろ、静岡県庁
取材に応じる日本サッカー協会の田嶋幸三会長=5日午後5時40分ごろ、静岡県庁
JFAアカデミー福島を巡る動き
JFAアカデミー福島を巡る動き

 日本サッカー協会(JFA)は5日、東京電力福島第1原発事故直後の2011年4月から御殿場市に一時移転しているサッカーの中高一貫エリート選手育成機関「JFAアカデミー福島」を、21年度から段階的に福島県に戻す方針を固めた。日本サッカー協会の田嶋幸三会長が同日、川勝平太知事や若林洋平御殿場市長を訪ね、意向を伝えた。
 田嶋会長は川勝知事と静岡県庁で面会後、取材に対して帰還の方針を認め、「恩を忘れるつもりは全くない」と原発事故後に速やかに受け入れ環境を整えた御殿場市や静岡県、練習施設を提供した時之栖への謝意を表明。「恩返しする意味でも、静岡県に何らかのレガシー(遺産)を残せないか今後も検討する。アカデミーが静岡という名前で残る可能性もある」と述べ、恩に報いる手段を検討する考えを示した。
 県幹部は「アカデミーは7年間の活動で地域に根付いている。帰還は仕方ないが、今後に生かせるものを何か残してくれたらありがたい」と話した。
 JFAアカデミー福島は06年4月、日本サッカー協会がエリート選手育成のために開校し、福島県楢葉、広野町のサッカー施設「Jヴィレッジ」を拠点に活動していた。原発事故後、Jヴィレッジが東京電力の対応拠点となったことを受け、アカデミーを御殿場市に移した。
 選手は現在126人(男89人、女37人)。全寮制で、中学生は御殿場富士岡中と裾野富岡中、高校生は福島県の高校のサテライト校となる三島長陵高に通いながら、御殿場市や裾野市で練習している。
 Jヴィレッジは宿泊棟などを新設して18年7月に仮オープンし、19年4月にグランドオープンする見込み。

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