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静岡県手話言語条例が成立 聴覚障害者ら「歴史的な日」

(2018/3/17 07:17)
拍手の手話をして、県手話言語条例の成立を喜ぶ傍聴者=16日午後、県議会議場
拍手の手話をして、県手話言語条例の成立を喜ぶ傍聴者=16日午後、県議会議場

 議員提出の静岡県手話言語条例案が、16日の県議会2月定例会最終本会議で全会一致で可決・成立した。県内の聴覚障害者団体や手話通訳の関係者らが傍聴席から見守り、「手話を言語」と認める共生社会の実現につながる大きな前進と歓迎した。
 条例は、手話を独自の体系の言語と定義し、理解促進と環境整備に向けた取り組みを県、県民、事業者の「責務」または「役割」と明文化した。28日に施行される。条例制定は都道府県で18番目。
 聴覚障害者や手話通訳者は傍聴席で可決を見届けると、耳元で両手をひらひらさせる拍手の手話で喜びを表した。傍聴後の記者会見で、静岡盲ろう者友の会の斉藤正比己会長は「手話の存在を示す歴史的な日になった。人生に大きな勇気と希望を与えてくれる」と強調した。
 県聴覚障害者協会(藤原基時会長)によると、手話は国の方針で昭和初期から長く言語と見なされず、ろう者は話し手の口を読み取る読唇や発声練習を強いられたとされる。2011年の障害者基本法改正で手話を言語に含むと定めたが、教育、労働、医療の現場でも理解が深まっていないという。

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