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静岡県、医療需要推計に着手 医師偏在解消へ浜松医大と連携

(2018/3/4 07:32)
地域医療を支える医師の研修体制充実事業のイメージ図
地域医療を支える医師の研修体制充実事業のイメージ図
人口10万人当たりの医師数
人口10万人当たりの医師数

 静岡県は2018年度、浜松医大と連携して県内各地の医療需要の現況と将来推計に関する調査分析に着手する。医師不足が進む地域で重点的に若手医師を育成する支援研修体制を充実させるための基礎資料とし、地域医療を支える医師の人材確保と偏在解消に結び付ける。18年度当初予算案に新規事業費として3千万円を計上した。
 浜松医大の特任准教授と特任助教で編成する医師チームが、県内の医療圏域別、各種診療科目別に専門医の需要数を調べ、将来的に必要となる育成数を算出する。調査結果を基に、浜松医大を中心とした県内外の大学病院医局と調整を図った上で、医師不足地域の基幹病院に対し、若手医師の育成役となる指導医を派遣する。
 県内は人口に対する医師数が慢性的に少ない地域に加え、産婦人科、小児科、整形外科など特定の診療科の専門医が足りない地域もある。指導医の派遣に当たっては、大学病院長や医局長、派遣先病院、県などが関わる新設の「地域医療支援調整委員会」で協議を重ね、地域の実情を踏まえた適正配置を試みる。
 県によると、専門医を目指す若手医師が初期研修先となる病院を選ぶ際、多くの知見を有する指導医の下でさまざまな症例を学び、先端技術を習得できるかが大きなポイントとなる。県地域医療課の担当者は「良い研修体制を構築して若手医師を呼び込み、将来的には定着につなげていきたい。本県で末永く活躍する人材を確保していく」と意欲を示す。

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