静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

下田市役所移転決定 津波浸水区域外の稲生沢地区へ 市議会可決

(2017/12/8 07:30)
下田市役所移転先
下田市役所移転先

 下田市議会は7日、市役所の移転に向けた位置条例改正案を可決した。津波浸水想定区域の中心市街地に位置する現在地から、約2キロ北側で区域外の稲生沢地区へ新築移転する。国が財政支援する緊急防災・減債事業債を活用し、適用期限内の2020年度中の新庁舎完成を目指す。
 老朽化に伴う建て替え検討開始から8年2カ月。曲折を経て、移転場所が正式に決まった。2回目の審議で可決され、福井祐輔市長は「市民の関心が高い重要な施策を決めることができた。今後の手続きも慎重に進めたい」と話した。
 議員13人の採決は賛成11人、反対2人。同案を否決した9月議会で反対した5人のうち、3人が賛成に回り、特別多数議決での可決に必要な3分の2を上回った。
 9月議会では、複数の議員が市民への説明や事前準備の不足を反対理由に挙げた。このため、市は市長と住民との意見交換会やアンケートを重ね、県や警察など関係機関と諸手続きを確認。「移転場所への反対は少ない。災害時の安全性や交通アクセスを考慮すると、稲生沢地区が最適」として、12月議会に同じ案を再提出した。
 移転場所は市立稲生沢中に隣接する民有地。国道414号沿いで、伊豆急蓮台寺駅にも近い。少子化に伴う学校再編により、将来的に同校は閉校になる計画で、市は一体となった整備を進める。
 下田市役所は本館建設から60年が経過し、耐震基準も満たしていない。手狭で駐車場台数は少なく、早期建て替えを求める声が強まっていた。
 市は今後、新庁舎の用地取得や設計、開発許可申請などを進めるとともに、現庁舎の跡地利用を検討する。

静岡政治の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト