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農林業課題、両政府提言へ 静岡で日本・オーストリア会議

(2017/7/16 08:13)
記者会見する(左から)ヴォルフガング・マツァール委員長、佐藤義雄委員長、美濃部雄人副市長=15日午後、静岡市葵区
記者会見する(左から)ヴォルフガング・マツァール委員長、佐藤義雄委員長、美濃部雄人副市長=15日午後、静岡市葵区

 静岡市内で14日から開かれた国際会議「将来の課題のための日・オーストリア委員会」(外務省主催、市共催)は最終日の15日、両国委員長と美濃部雄人副市長が葵区内で記者会見した。農林業の課題解決に向けた提言書をまとめ、数週間以内に両国政府に提出する方針を示した。
 日本側の佐藤義雄委員長は、静岡市の中山間地域(オクシズ)の関係者とオーストリアの有識者が農林業を切り口に議論を深めることができたと成果を強調し、「課題を共有する機会になった。両国の政策に結び付くような提言をしたい」と意欲を示した。
 オーストリア側のヴォルフガング・マツァール委員長は「両国ともに高齢化が進む中、住みやすく、魅力のある地域の環境づくりが求められる」と指摘。また、静岡市については、海に近い都市部から自然が残る山間部までを有する多彩な土地柄と評価し、「感銘を受けた」と語った。
 委員会は2日間にわたり、中心街での公開シンポジウムのほか、オクシズで農林業の現場視察を行った。美濃部副市長は「オクシズを舞台の一つにした初の国際会議だった。地域住民に自信と希望を与えるレガシーになるはず」と期待した。

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