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鉄道高架推進の沼津市長 市議会傍聴から「説明不足」の声

(2017/2/18 08:10)

 JR沼津駅付近鉄道高架事業について専門家による検証を明言してきた沼津市の大沼明穂市長が17日、市議会2月定例会の施政方針演説で、検証を実施しないまま「極めて有効な事業」として推進の立場を表明した。就任からわずか3カ月余での方針転換に対し、傍聴者からは市民への説明不足を指摘する声が相次いだ。3月の一般質問では反対派市議らの徹底追及も予想される。
 本会議では、反対派の川口三男市議(共産)が「専門家による検証チームを立ち上げる」など11月の所信表明での大沼市長の発言を引き合いに「本会議での発言を翻し、公約した検証もしないのは許されない」と異議を唱えた。
 反対派の市民らからは怒号が飛ぶ場面も。傍聴に訪れた市内の男性(66)は「事業効果や財政面との整合性が全く分からない。市民目線どころか市民を無視している」と憤りをあらわにした。鉄道高架に伴う貨物駅移転先の原地区の地権者の一人で反対派の殿岡修市議(未来の風)は「検証を期待して投票した市民への裏切り。一般質問でしっかりただしていく」と語気を強めた。
 一方、市議会で多数を占める事業推進派議員からは評価する声が上がった。「大事な決断をされた。今後も市民の理解を得ながらしっかり進捗(しんちょく)を」と話すのは城内務市議(公明)。最大会派・志政会の渡辺博夫代表は「市民の不安を払拭(ふっしょく)するためにも議場の中で明快な説明を期待したい」と述べた。

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