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地形判読容易「CS立体図」 静岡県が公開、林業など活用期待

(2016/12/1 07:55)
富士宮市佐折付近のCS立体図。航空写真では把握できない地形や作業道、治山施設も判読できる
富士宮市佐折付近のCS立体図。航空写真では把握できない地形や作業道、治山施設も判読できる

 静岡県は東部、伊豆地域の微地形表現図「CS立体図」を公表した。航空レーザー計測データを基に作製し、このほど、産官学連携を目指して国が構築したウェブサイト「G空間情報センター」に掲載した。CS立体図を二次利用しやすいオープンデータ化したのは全国初。
 公開範囲はおおむね富士、富士宮市以東の地域。今後、中部、西部にも広げたい考えだ。安全で効率的な作業計画策定など林業関係者の活用を想定するほか、地図データと組み合わせることで防災マップの作製や各種アプリ開発にもつながる可能性がある。県森林計画課の担当者は「新たな使い道を考えてもらえれば。幅広い分野で活用を」と期待する。
 CS立体図は地形の判読を容易にするために長野県林業総合センターが開発した。谷(凹)地形が青色、尾根(凸)地形が赤色、緩斜面が淡い色、急斜面が濃い色でそれぞれ表示される。等高線などで表現する通常の地形図に比べ、立体的に認識しやすいのが特長。
 東部、伊豆地域の立体図作製には、国土交通省が2004~13年度に航空レーザーで計測した地表の標高データなどを使った。このため、航空写真では樹木に隠れて見えない地形や作業道などを細かく読み取れる。地滑り地形や過去に災害があった場所も分かりやすいという。

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