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「市政の、姿勢。」の巻/子育てコラム「あすなろ」

(2016/12/19 14:00)

 夫の実家がある隣県O市に、お気に入りの市の公園があります。4.3ヘクタールの敷地にいくつかの大型遊具、ポニー・ヤギ・ヒツジなどと触れ合える広場があり、こども列車やロードトレインが園内を走っています。自然豊かで水遊び場、そり遊びができる斜面、大きな吊り橋なども魅力です。
 案内によると、隣接して植物園やキャンプ場もあるようです。駐車場代のほか、こども列車、体験乗馬などは料金がかかりますが、基本無料なのがうれしいです。
 普段インドアの3歳の息子も、ここではめいいっぱい遊びます。先日は晩秋でも汗をかき、服を脱いで下着姿で走り回っていました。
 「こんな場所、静岡にもあったらいいねえ」
 「過疎地域に作れば、人が来るんじゃない?地元の農産物も売ればどうかな」
 「カフェかパン屋もあるといいな」
 夫との会話は結局「でも、予算ないか・・・」で終わります。
 公園は2000年、市制施行60周年に合わせてつくられたとのことです。義母によると当時、「そんなものにお金を使うなんて」と反対の声も多かったそうです。「高齢者福祉などを充実させる方が急務ではないか」と。
 それでも、公園で遊ぶ子供の笑顔を見ると、子育ての疲れやストレスが軽くなります。O市の次世代育成の姿勢、子育て世代への優しさが垣間見える気がします。
 どの自治体も課題を抱え、予算はきゅうきゅうでしょうが、この少子化時代、「道を整えても将来利用する人がいない」「高齢者施設を作っても働き手も高齢者ばかり」なんてこともありえます。「公園を充実させた結果、人口が大幅に増える」など、反対派をうならせる直接的な結果は出にくいでしょうし、運営は楽ではないと思います。
 私自身、子供が大きくなれば利用しなくなり、公園整備に関心がなくなるかもしれません。なので今のうちに勝手にPRしたいと思います。どうぞ、新幹線駅もあるK県O市の「わんぱくランド」一度行ってみてください。O市土産の蒲鉾、かんきつ類もおいしいですよ。

(たこ八)

子育てコラム「あすなろ」(791) 「市政の、姿勢。」の巻

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