静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

「竜宮小僧伝説」を英訳、本製作へ知恵絞る 引佐北部小中生徒

(2018/11/15 08:12)
竜宮小僧伝説を英語で紹介する本の製作作業に取り組む生徒=浜松市立引佐北部小中
竜宮小僧伝説を英語で紹介する本の製作作業に取り組む生徒=浜松市立引佐北部小中
製作中の本の1ページ
製作中の本の1ページ

 浜松市立引佐北部小中(北区引佐町)の生徒が同町の久留女木の棚田にまつわる人助けの民話「竜宮小僧伝説」を英訳した本を製作している。中学3年にあたる9年生15人が人助けの心と伝説の生まれた地域を世界に広めようと、知恵を絞っている。
 竜宮小僧はその昔、見返りを求めず、名も名乗らずに住民の農作業を手伝い、死後は棚田の水源になり人々に恵みをもたらしたとされる。約1年前、市が作った伝説を紹介する絵本が同校で配布され、共感した生徒たちが多くの人に伝説を知ってもらうため英訳への挑戦を決めた。
 普段の授業よりレベルの高い英語学習に苦戦しながらも、辞書を片手に適切な単語や言い回しを考え、同校の外国語指導助手らの校正を受けて英訳をほぼ完了した。
 地元について知る同校の授業「ふるさと科」で学んだ伝統芸能の紹介、イラスト付きの地域マップも掲載用に考案中で、全20ページほどの本に仕上げる。担当の石田真教諭(44)は「知識を得るだけでなく、使う目的を考える重要性を学んでほしい」と取り組みを通じて生徒に期待する。
 卒業までに完成させ、親交のある米国やシンガポールの学校に送る予定。本のあとがきを担当する男子児童(9年)は「竜宮小僧の謙虚さに共感し、世界がより良くなってくれたら」と思いを語った。

西部トピックスの記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト