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浜松・立野町の歴史を住民が編さん 調査10年、新史料も発見 

(2018/9/22 09:18)
刊行した立野町の郷土史や発見した検地帳を手に取る(右から)鈴木さん、中津川貞さん、中津川文男さん=浜松市南区
刊行した立野町の郷土史や発見した検地帳を手に取る(右から)鈴木さん、中津川貞さん、中津川文男さん=浜松市南区

 浜松市南区立野町の歴史を学ぶ住民グループ「椎(しい)の会」(宮田信周会長)がこのほど、同町の歴史をまとめた冊子「椎の木と共に五百年」(A4サイズ、102ページ)を刊行した。10年にわたって調査を進め、新たに町のルーツも判明。会員は「地域の歴史を知り、郷土愛につながればうれしい」と願う。
 同会は2008年、宮田会長と中津川貞さん、鈴木一秀さん、中津川文男さんの4人で立ち上げた。同町は室町時代の1553年に島一族が旧立野村として開拓したのが始まりとされ、会の名前は島家の敷地内にある椎の大樹から名付けた。
 4人は町内外の人々や郷土史家への聞き取り調査、史料収集などを続け、島一族が頭陀寺町(同区)から移住してきたと結論付けた。江戸時代に入って1656年に旧立野村で検地が行われたことを記した「遠州立野村検地帳」など、新たな史料も見つかった。
 冊子にはカラー写真や地図を取り入れながら、1944年の東南海地震や45年の天竜川堤防決壊による洪水の被害状況、愛称道路の由来なども分かりやすく伝えている。
 冊子は南区内の小中学校や協働センター、町内全世帯などに配布した。価格は650円(送料込み)。希望者は現金書留か価格分の定額小為替を〒430-0827、立野町386、宮田信周さん宛てに郵送する。

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