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浜松商出身の女性、最高段位 電卓計算能力検定で満点

(2018/7/11 08:03)
恩師の佐藤正法教諭(左)に文部科学大臣賞受賞を報告する神原采奈さん=浜松市中区の浜松商業高
恩師の佐藤正法教諭(左)に文部科学大臣賞受賞を報告する神原采奈さん=浜松市中区の浜松商業高

 浜松市中区の県立浜松商業高を今春卒業した神原采奈さん(18)=同区=が2017年度の電卓計算能力検定試験(全国経理教育協会主催)で満点を獲得し、最高段位の名人位を取得した。17年度の試験で名人となったのは2394人のうち2人だけ。高校時代、簿記部に所属していた神原さんは「指導してくれた先生や一緒に検定を受けてきた仲間に感謝している。諦めずに頑張ってよかった」と喜びをかみしめた。
 乗算、除算、見取り算、複合算、伝票算の5種目で電卓の技術を測る試験で、段位の試験は千点満点。5段は700点以上、10段は950点以上など成績に応じて段が決まり、満点には名人の称号が与えられる。同協会によると、名人制度は07年度に始まり、17年度までの11年間で18人。
 段位の試験は年5回で、神原さんが満点を取ったのは、2月の卒業前最後の検定。それまでの最高は2年時の8段(850点以上)だった。「検定の度に感じていた緊張はなく、まだ終わらないのかなと思うほど余裕があった。問題を全部解き終えた達成感が大きかった」と手応えを感じていた。
 このほど東京都内で開かれた表彰式で、最高位の最高得点者に授与される文部科学大臣賞も受賞し、母校に簿記部顧問の佐藤正法教諭(56)を訪ねて報告した。佐藤教諭は「受賞は、なかなかあり得ないこと。人一倍努力した結果だと思う」とたたえた。
 卒業後、アルミホイール大手のエンケイ(浜松市)に就職し、経理を担当する。「仕事では毎日電卓を使う。検定の練習で身に付いた技術のおかげで、効率よくできている」と話した。

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