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避難所生活、課題は 湖西市の女性防災講座開講

(2018/6/24 08:49)
女性の視点を生かした避難所運営について意見を交わす参加者=湖西市健康福祉センター
女性の視点を生かした避難所運営について意見を交わす参加者=湖西市健康福祉センター

 湖西市は23日、本年度の第1回女性防災講座を市健康福祉センターで開いた。各地域の自主防災会を代表して参加した女性約40人が、専門家から女性にとって必要な避難所の設備や生活を学び、意見を交わした。
 講師を務めたのは静岡大教育学部の池田恵子教授(51)。「男女双方の視点で考える避難生活」と題して講演した。熊本地震では震災関連死が直接死の約4倍に上ることを挙げ、「余震の継続や家屋の倒壊などによる長引く避難生活の疲労が最も大きな要因」と指摘した。
 避難所で中心的に活動する運営者には男性が多いことから、女性が悩みや不便を伝えづらい点も説明。授乳やトイレ、下着の洗濯、女性用品の配布などに支障が出て、不衛生やストレスによる病気につながりやすいと紹介し「避難所の整備が、自宅から避難するかしないかの判断にも影響する」と強調した。
 池田教授の講義を受けている学生10人も加わり、参加者はグループで適切な避難所運営について話し合った。男性よりも女性の方がトイレの利用時間が長いため女性用の仮設トイレの割合を増やすことや、他人の目を気にせずにトイレに行けるようについたてを設置することなどが提案された。
 講座は全3回。女性の防災リーダーを育てようと、2016年度から実施している。

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