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近江屋製菓が一新、再出発 伝統の味を守り「挑戦」 浜松

(2018/5/12 08:10)
店舗をリニューアルした創業102年の近江屋製菓=浜松市西区雄踏町
店舗をリニューアルした創業102年の近江屋製菓=浜松市西区雄踏町

 今年で創業102年を迎えた浜松市西区雄踏町の近江屋製菓が25日、全面改装した店舗でリニューアルオープンする。大正初期から続く伝統の味を守りつつ、地元の食材を使った菓子や季節に合わせた創作メニューも取りそろえる。4代目の高田修平社長(35)は「浜松や浜名湖の地域性も大切にしながら挑戦していきたい」と再スタートを見据える。
 同店の創業は1916(大正5)年。高田社長の祖父栄治郎氏が、落雁(らくがん)を作る和菓子店を始めた。当初は店での販売に加え、リヤカーに商品を乗せて舞阪町まで売りに歩いた。店は戦時中も営業を続け、「菓子を献上した皇室から、お礼の手紙が贈られたこともあると聞く」と高田社長。雄踏から店を広げることはせず、「地盤を強く意識した経営」を続けてきたという。
 専門学校を卒業後に千葉と東京で修行を重ねた高田社長は昨年から店を継ぎ、寒天で作った冷凍ムースを包んだもなかを発売。「おふみ」と呼ばれた雄踏の地名から、地元の卵を使った「おふみプリン」や「おふみロール」も売り出している。現在は和洋合わせて30種類の菓子が店頭に並ぶ。
 新たに建て替えた店は、白を基調にした明るい雰囲気。看板を立てないが、外から店内が分かるようガラス張りにした。
 高田社長は「今後も、店の味を求めて足を運んでくれるお客さまを大切にしたい」と、次なる100年に向けて意気込みを語った。

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