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遠鉄電車30形“ラストラン” 40年にわたり市民の足

(2018/4/29 09:44)
多くのファンに見守られながら“ラストラン”の準備を進める「30形 モハ25号」=浜松市中区の遠州鉄道新浜松駅
多くのファンに見守られながら“ラストラン”の準備を進める「30形 モハ25号」=浜松市中区の遠州鉄道新浜松駅

 老朽化に伴って4月末で引退する遠州鉄道「30形 モハ25号」の特別列車が28日、浜松市の新浜松―西鹿島駅間で運行した。市民の足として40年にわたって親しまれてきた。計約250人が独特の走行音やレトロな外観との別れを惜しみながら、往復約1時間50分の“ラストラン”を楽しんだ。
 1978年の製造で同社保有の最も古い営業用車両。「つり掛け式」と呼ばれる駆動方式のため、うなるような走行音が特徴で、車体正面に2枚の窓と丸いヘッドライトがある「湘南フェース」とともに鉄道ファンの人気を集めている。2015年に通常運行から外れ、貸し切り列車などに使われてきたが、更新期の40年を迎え、引退することになった。
 特別列車は30日までの各日2往復。事前予約制の乗車券には定員(計720人)を上回る計約900人の応募があった。初日の第1便に妻と子供と乗車した浜北区の会社員の男性(39)は「(同車両とは)生まれてからの付き合い。子供を乗せてあげようと思って連れてきました」と感慨深げ。沿線にも多くのファンが集まり、盛んにカメラのシャッターを切った。
 新浜松駅では記念乗車券や車両部品を販売している。新浜松発は午前10時28分と午後1時28分。自由にホームに入ることができる。

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