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設立35周年記念誌、“多文化共生”形に構成 浜松国際交流協会

(2018/3/14 08:31)
外国人、日本人双方の思いを反映し、両側から楽しめる浜松国際交流協会設立35周年記念誌=浜松市中区の市多文化共生センター
外国人、日本人双方の思いを反映し、両側から楽しめる浜松国際交流協会設立35周年記念誌=浜松市中区の市多文化共生センター

 2017年に設立35周年を迎えた浜松国際交流協会(HICE)がこのほど、初の記念誌「世界の人と暮らして 浜松国際交流協会35年のあゆみ」を製作した。1冊の本の左側からが英語・ポルトガル語版、右側からが日本語版と“多文化共生”を形にした珍しい構成。1年間かけて取材・編集に当たった職員が「これまでの浜松の外国人と日本人の関わりが詰まった一冊」という自信作となった。
 記念誌はA4変形判216ページでほぼ全編カラー。企画当初、「HICEや事業の認知度を高める」内容を求める外国人職員と、「気軽に楽しめて外国人を身近に感じる」内容を考える日本人職員の編集方針が異なったが、最終的に双方の思いが共存する形に落ち着いた。英語・ポルトガル語版は横書きで表紙はHICEのロゴ。日本語版は縦書きで表紙に日常生活を連想する食品棚を描いた。
 英語・ポルトガル語版は、歴代総領事や有力者の言葉が巻頭を飾り、無数のネガやデータから選び抜いた数百点の写真で実績を振り返った。県内でいち早く開始した災害時多言語支援センターなど生活を支える重要な取り組みを伝えている。
 雑誌のようなデザインの日本語版は「衣食住」を意識した。街中で声を掛けた在住外国人約200人のファッションスナップや5カ国10品のふるさとの味、お勧め飲食店、お宅訪問企画「おとなりさんは外国人」など身近に暮らす外国人や支援者の姿を紹介した。
 巻頭の若者の座談会や、多様な経緯で来日した6人を取材した「語り継ぐ浜松」では過去から現在に至る貴重な証言をまとめた。職員は「幾多の事業の積み重ねと歴史の重みを感じた」と話す。
 記念誌は、会員や全国の国際交流協会に進呈するほか、市多文化共生センター(中区)や外国人学習支援センター(西区)、市内の図書館で閲覧できる。問い合わせはHICE<電053(458)2170>へ。

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