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“芋じいさん”権右衛門の遺徳、後世に 御前崎・海福寺で法要

(2017/10/11 09:12)
法要に臨み大沢権右衛門の遺徳をしのぶ参列者=御前崎市の海福寺
法要に臨み大沢権右衛門の遺徳をしのぶ参列者=御前崎市の海福寺

 江戸時代、御前崎市がサツマイモ栽培の産地になるきっかけを作り、芋じいさんの愛称で知られる大沢権右衛門の遺徳をしのぶ祥月忌法要が10日、御前崎市御前崎の海福寺で営まれた。
 権右衛門は1766年3月、薩摩藩の御用船が江戸に向かう途中に遠州灘沖で難破したのを発見し、乗組員を救出した。薩摩藩からお礼の申し出があったが断り、代わりに船の中で見かけたサツマイモの提供を願い出た。薩摩藩の役人は、権右衛門の献身的な働きと清廉さに心打たれ、門外不出だったサツマイモの栽培方法を教えたとされる。
 サツマイモを天日干しして作る芋切り干しは、同市の名産品になっている。
 法要には、実行委員長の柳沢重夫市長や遺族、町内会などから約40人が出席。本堂と、境内の顕彰碑前でそれぞれ読経をあげ、線香を手向けた。柳沢市長は「大沢翁の功績を子孫に伝えるとともに、農業の後継者育成に皆で力を合わせて取り組む」とあいさつした。

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