静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

高齢者の栄養状態把握へ 掛川、国際研究チームが実証実験

(2017/10/4 08:24)
食事介助ロボットの操作を実演する研究チームのメンバー=掛川市役所
食事介助ロボットの操作を実演する研究チームのメンバー=掛川市役所

 東京工業大や早稲田大、スウェーデンの企業などでつくる国際共同研究チームが、食事介助ロボットと食べ残し量の記録分析ソフトを組み合わせて高齢者の栄養状態を把握するシステムを開発するため、掛川市の福祉施設で実証実験を始める。チーム代表の西條美紀東工大教授らが3日、同市役所で発表した。
 日本を含む先進国では、栄養不足で体力低下が進む高齢者が急増中。家族や介護スタッフでも日々の食事量を把握するのは難しく、新システムはそれぞれの高齢者が摂取すべき栄養を算出して、健康づくりや介護者の負担軽減につなげる狙いがあるという。
 スウェーデンのカマニオ社がボタン操作でスプーンを動かす食事介助ロボットを開発。両国の大学が食べ残し量を画像処理で分析するソフトを編み出している。今後、同市の福祉施設「桔梗(ききょう)の丘」などで実際に活用し、実用化に向けた課題を探る。
 西條教授はこれまでも「ふくしあ」の立ち上げに関わるなど同市の福祉政策に協力してきた。「掛川は新しいものに前向きな風土で研究に最適。誰もが自立的な生活を送れるよう、役立つシステムを作りたい」と話した。

西部トピックスの記事一覧

ロード中 関連記事を取得中...

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト