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横尾歌舞伎に「井伊城物語」 浜松の定期公演で復活

(2017/9/5 08:33)
公演に向け稽古に励む出演者=浜松市北区引佐町の東四村農村コミュニティセンター
公演に向け稽古に励む出演者=浜松市北区引佐町の東四村農村コミュニティセンター

 200年以上前から伝わる浜松市北区引佐町の農村歌舞伎を上演している横尾歌舞伎保存会は10月の定期公演で、昭和初期の演目「井伊城物語 今泉六弥太家の場」を復活させる。会員がかつて使われていた台本を偶然発見。同市が舞台の大河ドラマで注目を集める井伊家にまつわる演目とあって、会員の稽古に熱が入っている。
 演目は今川氏真から井伊直政の首を差し出せと井伊家が命じられ、自身の息子を身代わりに差し出すことになった忠臣の今泉六弥太とその家族を描いた物語。
 台本は2016年5月ごろ、同町の東四村農村コミュニティーセンター横の資料館で見つかった。台本には崩し字でせりふが記載されていて、表紙に昭和7(1932)年と書かれていた。同保存会の高井勇会長(68)は「地域のお年寄りにも演目を見た記憶のある人はいないが、おそらく過去の一時期に上演されていたのでは」と推測する。
 公演で披露するため専門家に相談し、台本の読解や三味線を弾くタイミングの調整を進めた。演者や三味線の奏者を務める地元の大人と子どもが上演に向け、同センターで練習に励んでいる。今泉六弥太役の野沢成胤さん(44)は「主君への忠義や戦国時代の厳しさを感じる演目」と見どころを話した。

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