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天竜川、天然アユ再生へ 浜松・中区でシンポ

(2017/9/4 09:20)
天竜川のアユをテーマにしたシンポジウム=浜松市中区のアクトシティ浜松
天竜川のアユをテーマにしたシンポジウム=浜松市中区のアクトシティ浜松

 天竜川天然資源再生連絡会シンポジウム(天竜川漁協、電源開発主催)が3日、浜松市中区のアクトシティ浜松で開かれた。資源が減少する天然アユの再生をテーマに、河川状態の変化や産卵環境の悪化などについて大学や民間の研究者が見解を述べた。
 専門家の報告によると、ダムの影響を受けやすい天竜川は土砂の流れが少なくなることで「川底が低下し、固くなる」現象が起きている。そのため、アユの産卵に適した柔らかい河床と溶存酸素濃度の高い瀬頭が少なくなり、資源を減少させる一因となっているという。水の濁りによって餌となる藻類が育たず、アユの成長や生息を妨げる―との見解も示された。
 たかはし河川生物調査事務所の高橋勇夫代表は、濁りの長期化とアユの減耗率の関係性に触れた上で「川の状態が悪くなければ資源回復も期待できる」と指摘した。アユの産卵について解説した京都大防災研究所の竹門康弘准教授は「環境条件を調査し、適切な質、量の土砂を供給することが大切」と語った。

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