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紫色、天日干し 西伊豆でテングサ漁解禁

(2018/6/3 08:16)
水揚げしたテングサを天日干しする漁業関係者=西伊豆町の仁科漁港
水揚げしたテングサを天日干しする漁業関係者=西伊豆町の仁科漁港

 全国有数のテングサ産地として知られる西伊豆町で2日、テングサ漁が始まった。同町仁科地区では早速、地元住民らが船で海に繰り出し、海中に潜って岩に着生するテングサを収穫した。
 仁科漁港には水揚げしたばかりのテングサが天日干しにされ、地面が紫色に覆われた。水にさらして乾燥させる工程を繰り返すことで薄紅色に変色し、ところてんや寒天の材料になる。
 伊豆漁協の山本伸人仁科支所長によると、今年のテングサ漁は不漁が見込まれるという。潮の流れや海水温が影響したとみられ、県の事前の調査でテングサの着生範囲が狭く、発育状況の悪さが確認できた。同漁協のテングサ収穫量は毎年50~60トンだが、今年は例年の6~7割とみる。3月ごろにテングサが海流に乗って波打ち際に寄せられる「寄り草」も少なかったという。
 テングサ漁歴40年以上の鈴木ミツルさん(81)は「この10年で一番の不作。漁が始まったばかりだが、先行きが不安」と話した。
 漁は9月中旬まで。

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