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伊豆最古「十王図」開帳 河津・栖足寺、住職が紹介

(2018/1/9 08:31)
伊豆最古とされる「十王図」を見学する参拝者。仏教解釈による絵解きも行われた=河津町の栖足寺
伊豆最古とされる「十王図」を見学する参拝者。仏教解釈による絵解きも行われた=河津町の栖足寺

 河津町の栖足(せいそく)寺は7日、伊豆最古とされる「十王図」を開帳した。参拝者約50人の前で、千葉兼如住職が仏教解釈で説明する絵解きを行い、「本寺所蔵の十王図はおどろおどろしいだけでなく、地蔵などによる救いが描かれているのが特徴」と紹介した。
 人間の死後、生前の罪を閻魔(えんま)王ら10人が裁き、来世の道行きを決める場面を描いた10枚の「地獄絵図」と、1枚の「地蔵三尊図」から成る。作者不明だが、1604年に描かれたとされる。
 千葉住職は秦広(しんこう)王を皮切りに死後7日ごとに受ける裁きの内容を追い、来世の道は「天界、人間界から地獄まで六道ある」と指摘。「400年前と変わらず人間は罪深い生き物かもしれないが、十王図は悔い改めなさいと教えてくれる」と諭した。
 十王図は約100年ごと3回繕い直し、4回目の修復期を迎えているという。千葉住職は「地域で守られてきた大切な文化財を次の世代に引き継いでいきたい」と訴えた。
 栖足寺は鎌倉時代から続く禅寺の古刹(こさつ)で、テレビ番組のまんが日本昔話にも登場した「かっぱの寺」として知られる。

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