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演劇25年、地域結束 社会派作品で関心喚起 富士宮

(2018/1/7 09:19)
戦争の惨禍を伝える劇に臨むメンバー=富士宮市の上野会館
戦争の惨禍を伝える劇に臨むメンバー=富士宮市の上野会館

 富士宮市上野地区の有志らでつくる演劇サークル「チョンマの会」(吉野友勝代表)の活動が25年を迎え、会員らの演技に磨きがかかっている。メンバーは地域の幼児や小中学生、教諭、保護者ら。舞台を通じて地域の絆を強めている。
 同会は上野中のPTA関係者や教員らで発足し、1994年に初上演した。地域の歴史のほか戦争、原発問題など社会への関心を喚起する重厚なテーマを主軸に公演を重ねてきた。
 2017年11月下旬、地域のまつりで恒例の舞台を披露した。題名は「ひめゆり-戦争を忘れない」。沖縄戦で負傷兵の看護を担った「ひめゆり学徒隊」の女学生たちが、大戦の渦に翻弄(ほんろう)される様に克明に迫った作品だ。吉野代表が自ら現地に足を運び、残された手記などを基に物語を構築した。舞台背景の製作や照明、音響など総勢約80人でつくり上げた。
 出演した木村久美子さん(67)は発足当時から所属するメンバーの一人。「演技の技術は関係なく、皆の熱意が良い作品をつくる」と語る。
 吉野代表(69)は「肩肘を張らずにやってきたのがここまでつながった。今後も真摯(しんし)に訴えかけていきたい」と先を見据える。

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