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テングサ素材にクッキー 伊東商高生考案、洋菓子店で販売開始

(2017/9/29 08:55)
伊東商高生が提案したテングサを練り込んだクッキー=伊東市内
伊東商高生が提案したテングサを練り込んだクッキー=伊東市内

 衰退してしまった東伊豆町稲取地区のテングサ漁の再生につなげようと、伊東市の県立伊東商高の生徒が稲取産テングサを素材にしたクッキー「天Key(テンキー)」を考案した。28日に同市の洋菓子店「MAKOTO(まこと)」で販売が始まった。
 考案したのは同校3年の大道未来耀さん、北條留維さん、小川大智さん、増田勢波さんの4人。新聞記事で漁の伝承が途絶えたことを知り、テングサの知名度向上のために菓子の素材にすることを思い付いた。同店の松本真店長(46)の協力で赤、青、黄色の3種類を完成させた。
 クッキーは東伊豆名産のキンメダイの形をイメージ。伊豆漁協から提供されたテングサを刻んで練り込み、目の部分を伊豆産ニューサマーオレンジのゼリーで表現した。松本さんは「生徒のさまざまな要望を取り入れた自信作に仕上がった」と話す。
 稲取のテングサ漁は江戸時代から続く地場産業だったが、2016年8月に最後の継承者が亡くなり、海女漁の歴史が途絶えた。考案グループのリーダー大道さんは「伝統の復活に向けて役に立てたら」と話す。クッキーは1枚100円で、同漁協の直売店などでも販売する見通し。
 大道さんらは地域活性をテーマにした課題研究授業の一環でオリジナル菓子を考案。クッキー開発プランは、同校の別の研究グループによる5提案とともに、日本政策金融公庫主催の高校生ビジネスプラン・グランプリに応募する。

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