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柚柑ジャムを天城名物に 伊豆市産業振興協が開発

(2017/3/21 09:11)
「天城柚柑ジャム」をクラッカーに付けて試食する旅館の代表者=伊豆市内
「天城柚柑ジャム」をクラッカーに付けて試食する旅館の代表者=伊豆市内
商品化した「天城柚柑ジャム」と柚柑の実
商品化した「天城柚柑ジャム」と柚柑の実

 伊豆市産業振興協議会はこのほど、同市天城湯ケ島地区に自生しているかんきつ類の一種「柚柑(ゆこう)」の実を使った商品「天城柚柑ジャム」を開発した。市内の旅館やホテルなどに活用を呼び掛け、市の新たな特産品としてPRする。
 柚柑は「柑子蜜柑(こうじみかん)」や「小蜜柑」とも呼ばれる冬の果物。実の大きさは直径5センチ程度と小さいが、甘く爽やかな香りを特徴としている。かつては市内の農家の庭先などに数多く植えられていたが、現在確認できているのは同地区内の10本ほどという。
 同市湯ケ島で自然農法による農産物生産に取り組む浅田藤二さん(52)が、畑の一角に育つ柚柑の実を活用できないかと市の真覚精一産業経済アドバイザーに相談。三島市の業者に製造を依頼し、素材の味を生かしたジャムを完成させた。
 浅田さんと真覚アドバイザーはこのほど、同市の修善寺温泉旅館協同組合の会合に出席し、各旅館・ホテルの代表者にジャムをPRした。クラッカーに付けて試食した同組合の浅羽一秀理事長は「酸味と甘みのバランスが良くおいしい。朝食で使えると思う」と高評価。浅田さんは「見方や使い方を変えることで価値を生み出し、特産品として育てていけたら」と語った。
 ジャムは40グラム入り瓶3本セットを1200円、100グラム入り瓶2本セットを2千円で販売している。問い合わせは市観光協会天城支部<電0558(85)1056>へ。

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