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「自伐型林業」担い手創出へ 熱海市が長期研修スタート

(2016/10/26 09:43)
チェーンソーの使い方を体得する研修参加者=熱海市の姫の沢スポーツ広場駐車場
チェーンソーの使い方を体得する研修参加者=熱海市の姫の沢スポーツ広場駐車場

 森を守りながら自立・自営の小規模経営を続ける「自伐型林業」の実現を目指す熱海市は22、23の両日、最初の実践型研修を市内で行った。市内をはじめ東京都と神奈川県内の会社員や若手ウェブデザイナーら約20人がチェーンソーの操作方法を体得した。2017年2月までさらに4回研修を繰り返す。
 自伐型は少ない投資で参入できる新形態の林業として、若年層を中心に全国で就労者が増えている。市は姫の沢公園周辺の市有林約800ヘクタールで着手する計画で、担い手の創出を移住促進や観光を中心とした関連産業の発展につなげる。4月にはフォーラムを開いた。
 長期間となる研修に定員20人を上回る応募があった。講師は愛媛県と都内で「自伐林家」として成功する2人が務め、初回は座学と実技を通じ、チェーンソーを取り扱うための資格を取得した。市職員や市消防本部の隊員計8人も受講した。
 次回以降に選木や伐倒・造材作業を体験し、切った木を効率的に運ぶ実習や作業路の敷設などにも挑む。
 森本要副市長は「森でも街でも行動してくれる挑戦者を応援したい。林業は幅広い分野と関わりが深く、長期研修中に交流も深めてほしい」と期待した。

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