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伝統農法「火入れ」の実験 植物成長促す 静岡・麻機遊水地

(2019/1/28 08:16)
草地を燃やして植物の成長を促す「火入れ」実験=静岡市葵区の麻機遊水地
草地を燃やして植物の成長を促す「火入れ」実験=静岡市葵区の麻機遊水地

 静岡県と静岡市などでつくる麻機遊水地保全活用推進協議会は27日、同市葵区の麻機遊水地で草地の表面を燃やして植物の成長を促す伝統農法「火入れ」の実験を行った。
 東邦大の西広淳准教授の指導で、同大や静岡大の学生、地元住民らが約1400平方メートルの草原で実施した。
 火入れは今年で4回目。過去の実験から土に埋まった種子が発芽する割合は、手をつけていない草地に比べ、草刈りをした土地で約5倍、火入れした土地で約30倍高かった。西広准教授によると、火入れで地表の枯れ草がなくなることに加え、表面が燃えて黒くなることで種が日光を効率よく吸収し、成長が活性化するという。
 西広准教授は「火入れは少し前までは農地に春を呼ぶ恒例行事だった。文化として守っていきたい」と語った。

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