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水産加工業者、60歳以上の経営者9割 焼津信金調査

(2019/1/17 08:57)
水産加工業者アンケート調査結果(抜粋)
水産加工業者アンケート調査結果(抜粋)

 焼津信用金庫が取引先の水産加工業者を対象に行った実態調査で、60歳以上の経営者の割合が全体の4割以上を占めた。これらの経営者の9割以上が、後継者が決まっていないことも分かり、事業承継の課題が浮き彫りになった。
 調査は2018年11~12月、主に焼津市の78社を対象に実施し75社が回答した。代表者が60代は13社(全体の19%)、70代以上は17社(24%)。60代のうち11人が、70代以上では全員が「後継者が決まっていない」か「後継者の検討をしていない」と回答した。
 事業承継の障害を問う設問では「金融債務」「経営者保証」と、金銭面の課題が46%を占めた。「将来性に不安」「人材不足」が続き、信金担当者は「債務返済のめどが付かないために後継者に承継できず、辞めるに辞められない事業者が多いのではないか」と、窮状を推測する。
 主要な経営課題を問う設問では、最多の「販路開拓」(22%)に「雇用の確保」(19%)が続き、人手不足に悩む実態も浮かび上がった。信金担当者は「ハローワークと連携して雇用確保に取り組み、事業承継も組織を挙げて支援していく」としている。
 仕入れ価格の変動については、17年のカツオ魚価高騰が落ち着き、前年と比べ「同水準」「やや下落」の割合が40%と、前年調査より23ポイント上昇した。

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