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旧校舎設計の建築家ヴォーリズ、紙芝居に 静岡・森下小の6年生

(2019/1/10 08:04)
ヴォーリズの生涯を紹介する紙芝居を制作する児童=静岡市駿河区の市立森下小
ヴォーリズの生涯を紹介する紙芝居を制作する児童=静岡市駿河区の市立森下小

 静岡市立森下小(駿河区)の旧校舎の建物を設計したとされる建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズに関する学習を展開している同校で、ヴォーリズの生涯を紹介する紙芝居の制作が進んでいる。6年生50人が下級生に学校の歴史を伝承することを目的に、2月ごろまでに完成させる予定だ。
 「ヴォーリズさんは昔、森下小の設計をしたよ」「ヴォーリズさんを見習って、私たちは幸せの種をまこうと思ってる」―。紙芝居づくりを進める6年生は同校で2018年12月中旬、脚本の各シーンに合わせた絵の制作に取り組んだ。優しい表情をしたヴォーリズや、設計図に残された旧校舎の外観などを絵の具で描いた。
 紙芝居は12枚で2セット用意する。児童たちは班ごとに1枚ずつの絵を担当。防水加工を施して完成させ、6年生の卒業までにお披露目会を開く予定。特別講師として、テレビ番組「まんが日本昔ばなし」の美術担当だった喜田川昌之さん(79)=伊東市八幡野=が指導している。
 最終ページを担当する児童(12)は「きれいに塗り上げたい」と張り切り、喜田川さんは「子どもの個性を生かした作品を期待している」と話し、完成を心待ちにしている様子だ。
 ヴォーリズは1880年米国生まれ。来日後、国の登録有形文化財である旧マッケンジー邸(静岡市駿河区)などの建築に携わった。森下小に残る資料によると、ヴォーリズが設計した旧校舎は1943年ごろに完成するも、45年の空襲で焼け落ちたとされる。

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