静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

古代庵原郡の役所跡か 尾羽廃寺跡、静岡県内初の発掘事例

(2018/12/11 08:24)
尾羽廃寺跡の発掘調査結果を市民らに紹介した現地説明会=9日、静岡市清水区尾羽
尾羽廃寺跡の発掘調査結果を市民らに紹介した現地説明会=9日、静岡市清水区尾羽

 静岡県埋蔵文化財センターは9日、静岡市清水区尾羽の「尾羽廃寺跡」で行っている発掘調査に関する現地説明会を開いた。調査により、郡の役所である郡衙(ぐんが)の倉庫とみられる建物跡などが新たに確認され、同地が寺院と役所が隣接した古代庵原郡の拠点と位置づけられることなどが紹介された。
 尾羽廃寺跡は、奈良時代に駿河国庵原郡の中心地に建てられた寺院跡をはじめとする遺構群。発掘調査は、国道1号清水立体工事に伴い2016年7月から19年2月までの予定で実施しており、これまでに税の米を保管する正倉の建物跡や郡衙の区画溝、奈良時代の木簡などが見つかっている。
 同センターによると、礎石建ちの郡衙正倉は、東海地方では岐阜県の弥勒寺東遺跡に次いで2例目、県内では初の発掘例という。
 説明会には地元住民や市民らが多く訪れ、写真を撮るなどして古代の遺構を熱心に見学した。
 同センターの担当者は「今後発掘が進めば、庵原郡衙のより具体的な構造が明らかになってくる」と話している。

中部トピックスの記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト