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独居高齢者に懐石料理提供 焼津の和食店「地域に恩返し」

(2018/9/15 07:25)
中野寛大店長(右から2人目)と話しながら懐石料理に舌鼓を打つお年寄り=14日午後、焼津市の日本料理中重
中野寛大店長(右から2人目)と話しながら懐石料理に舌鼓を打つお年寄り=14日午後、焼津市の日本料理中重

 焼津市道原の和食店「日本料理中重」が14日、市内の1人暮らしの高齢者を店に招待し、懐石料理を無料で振る舞う「シルバー食堂」を始めた。創業32年。「ここまで支えてくれた地域に感謝の気持ちを示したい」と、創業者で料理長の中野茂さん(64)が腕を振るった。
 8月、久しぶりに来店した高齢の女性が「1人暮らしになり、なかなか来られなくなった」と話したのをきっかけに、中野さんと長男で店長の寛大さん(36)らが企画した。
 初回のこの日は、民生委員を通じて声を掛け、7人を招待した。バスで自宅まで迎えに行き、筆文字の講座を開いた後、昼食を提供した。
 「ふじのくに食の都づくり仕事人」の受章歴を持つ中野さんがサバの煮付けやサクラエビ入り卵焼きなど、地元食材をふんだんに活用し、お年寄りにも食べやすいように調理した。
 栗田よしさん(85)は「みんなでおしゃべりしながら食べる料理はおいしい」と舌鼓を打った。塚本徳子さん(70)は「一人だとなかなか来られない。こういう機会をつくってもらい、ありがたい」と喜んだ。
 今後、2カ月に1回ペースで開催するという。
 寛大さんは「地域の皆さまに食を通じて恩返しし、お年寄り同士がつながる場所にもなればうれしい」と話した。

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