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木造船の修復完了、「遺産」再生祝う 静岡・清水区

(2018/9/9 08:33)
駒越丸の活躍を祈って乾杯する参加者=静岡市清水区駒越南町
駒越丸の活躍を祈って乾杯する参加者=静岡市清水区駒越南町

 静岡市清水区駒越地区に保管されていた1950年代製の木造船を、かつて漁業が盛んだった同地区の「遺産」として後世に残そうと、4月から活動を続けてきた「駒越丸保全活用実行委員会」(竹下昌宏実行委員長)は8日、修復作業を終えた船の進水式を同区駒越南町で開いた。活動に携わった地域住民らが船の新たな“船出”を祝った。
 進水式では、新たな船名である「駒越丸」のネームプレートの取り付けや、船の安全祈願などを行った。同実行委は10月から、駿府城公園(同市葵区)の二ノ丸堀(中堀)で駒越丸を使用した和船遊覧を予定している。
 駒越丸(旧名・仲持合丸)は清水漁協組合長を務めた滝戸輝男さん(80)が所有し、70年代ごろまで地引き網漁に使ってきたが、その後は船小屋に保管されていた。一時は焼却処分も検討されたが、同地区の地引き網漁に使用されていた木造船で唯一、同地区に現存する仲持合丸を「後世に残せないか」との声が地元から上がり、同実行委が活用策の検討と船体の修復作業を進めてきた。
 滝戸さんは「新たな役割、船名をもらい今後も船が残ることがうれしい。協力してくれた関係者に感謝したい」と話した。

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