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徘徊の認知症高齢者 早期発見へ目印シール 吉田町が作製、配布

(2018/2/1 08:36)
吉田町が配布を始める見守りオレンジシール。靴などに貼って活用する=同町役場
吉田町が配布を始める見守りオレンジシール。靴などに貼って活用する=同町役場

 吉田町は、認知症で徘徊(はいかい)の可能性がある高齢者の見守りを強化する。行方不明時、早期発見の目印になるよう「見守りオレンジシール」を作製した。1日から、徘徊の不安を抱える要介護認定を受けた認知症高齢者の家族にシールを配る。靴やつえなどに貼ってもらう。
 シールは直径3センチ。町のPR部長、よし吉のイラストを描いた。反射素材で夜間でも光る。徘徊に悩む認知症高齢者の家族が、お年寄りの名前や特徴、緊急連絡先などを町地域包括支援センターに登録した際、10枚配る。
 徘徊で行方が分からなくなった場合は、家族の同意を得た上で同報無線やスマートフォン用の情報発信アプリ「よしだポケットニュース」で情報を流す。
 町福祉課の担当者は「シールを見れば、本人を知らなくても認知症のお年寄りだと分かる。住民へのシールの存在周知にも努めていきたい」としている。
 町によると2017年4月現在、要介護認定を受けた町内の認知症高齢者は572人。13年には認知症のお年寄りが徘徊で行方不明となり、死亡して見つかったケースが2件発生した。地域で支えられる環境をつくろうと町は対策に乗り出し、認知症の知識をまとめたマニュアルを全戸配布するなどしている。

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