静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

文化芸術の源泉、三保松原を学ぶ「日曜学校」開校

(2017/12/31 08:19)
新設した展示室で資料を手にするNPO法人「三保の松原・羽衣村」の遠藤事務局長=静岡市清水区
新設した展示室で資料を手にするNPO法人「三保の松原・羽衣村」の遠藤事務局長=静岡市清水区
岡田紅葉が撮った三保松原と富士山の写真などが並ぶ展示室
岡田紅葉が撮った三保松原と富士山の写真などが並ぶ展示室

 静岡市清水区のNPO法人「三保の松原・羽衣村」が、芸術家や文人に愛されてきた三保松原を学ぶ「羽衣村日曜学校」を1月8日、開校する。遠藤まゆみ事務局長(59)は開校に合わせ、おかみを務める旅館に三保松原と羽衣伝説が描かれた絵画や資料約50点の展示室を新設し、「三保松原に愛着と誇りを持てる人を増やしたい」と準備を進めている。
 同校は3月半ばまで全11回(翌日祝日の場合は月曜)。万葉の時代から今日まで、名だたる文豪や芸術家が題材として好んだ三保松原について、清水の歴史や地形の話も交え、遠藤さんやゲスト講師が解説する予定だ。
 講座会場の展示室には司馬江漢の掛け軸や歌川広重の版画、岡田紅葉撮影の写真、同館に泊まった山下清が描いたスケッチの他、無名作家の作も多いが、遠藤さんは「美術的価値を論じるより、いかに文化芸術の源泉として三保松原が親しまれてきたかを知ることができる」と話す。
 江戸時代には徳川御殿があった埋め立て前の貝島に“三保の竜宮城”と称された最勝閣が建つ大正時代の絵はがき、半島を覆い尽くすほど松が茂る古絵図など、往時の景観を伝える資料も並ぶ。
 受講は無料だが、1時間半の座学の後、松葉かき奉仕活動への参加が条件。参加不可は1回千円を徴収し、NPOの活動資金に充てる。
 問い合わせは、羽衣ホテル内、「三保の松原・羽衣村」事務局<電054(334)1236>へ。

中部トピックスの記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト