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地域の見守り、アプリで参加 焼津市が県内初導入

(2017/10/6 08:34)
認知症高齢者らの見守りシステムに導入する専用ステッカー(右)。専用アプリ(左)には行方不明者の情報が通知される(画面はサンプル)
認知症高齢者らの見守りシステムに導入する専用ステッカー(右)。専用アプリ(左)には行方不明者の情報が通知される(画面はサンプル)
事前登録情報の協定書にサインする中野市長(左)と伊藤署長=焼津市役所
事前登録情報の協定書にサインする中野市長(左)と伊藤署長=焼津市役所

 認知症高齢者の徘徊(はいかい)による行方不明者らを捜索するため、焼津市は16日、緊急連絡転送システム「おでかけ見守りネットワーク」(通称・おみね輪プロジェクト)を始める。事前に登録した認知症高齢者が行方不明になった場合、市民や企業に情報を通知。発見者が家族と直接連絡を取り合い、高齢者の早期発見と保護につなげる。
 システムは、2016年度に厚生労働省の介護技術に関する事業で開発された「みまもりあいステッカー」とアプリを県内で初めて導入して実現した。全国では山梨県笛吹市、東京都八王子市などに続いて7市目。市は登録費(2千円)とステッカー利用料(月額300円)を全額助成して普及を図る。
 対象は在宅の認知症高齢者と障害者。市民らがアプリをスマートフォンにダウンロード(無料)しておくと、行方不明者の顔写真や身体的特徴などが配信される。登録した高齢者の服や所持品にステッカーが貼り付けられていて、発見者は専用のフリーダイヤルでステッカーに記されたID番号を入力。捜索中の家族に電話がつながる仕組みで、独自技術により発見者の電話番号は通知されず、個人情報が保護されているのが特徴という。
 システム導入を前に、市は5日、焼津署と登録情報を共有する協定を締結し、中野弘道市長と伊藤悟署長がサインした。中野市長は「増加傾向にある認知症高齢者を見張るのではなく、見守る形で進めたい」と述べた。

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