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超高齢社会対応、共同体構想を説明 都内で「ファルマ」セミナー

(2018/12/21 07:58)
超高齢社会をテーマにファルマバレープロジェクトの取り組みを発表したセミナー=20日午後、都内
超高齢社会をテーマにファルマバレープロジェクトの取り組みを発表したセミナー=20日午後、都内
「健康寿命延伸・自立支援プロジェクト」について説明する静岡県立静岡がんセンターの山口建総長=20日午後、都内
「健康寿命延伸・自立支援プロジェクト」について説明する静岡県立静岡がんセンターの山口建総長=20日午後、都内

 超高齢社会をテーマにした「静岡ファルマバレープロジェクトセミナー」(静岡県主催)が20日、東京都内で開かれた。県立静岡がんセンター(長泉町)の山口建総長がファルマバレーセンターを中心に、建築会社や有識者などの専門家と共に人生100年時代を見据えた高齢者向けの居住空間開発を目指す新たなコンソーシアム(共同体)設立の構想について正式に説明した。
 山口総長は基調講演の中で、コンソーシアムについて「各分野をマッチングし、多様な技術を活用することで、超高齢社会の支援につながる」と述べた。
 これに先立ち、同じく講演した東京大高齢社会総合研究機構の辻哲夫特任教授は、身近な場所に介護や在宅診療の拠点を置く地域づくりの重要性を訴えた。
 ファルマバレーセンター(同町)の植田勝智所長は「医療現場のものづくりが超高齢社会の介護や自立支援、在宅医療に活用できる」とプロジェクトの可能性を言及。企業担当者らも発表し、ベッドから簡単に移動できる装置や足で操作するマウスなど、応用が見込まれる器具を紹介した。

 ■山口氏講演要旨 培った経験生かす
 健康社会の実現を目指し、開始したファルマバレープロジェクト。健康医療産業の集積を図り医療機器開発やがんゲノム(全遺伝情報)研究を進めるなど、成果を上げてきた。
 ファルマバレーセンター、がんセンターが培ってきた経験や技術、ケアのノウハウは「人生100年時代」の超高齢社会において役立つ。高齢者支援のための「健康寿命延伸・自立支援プロジェクト」では、ファルマバレーセンターを中心に、高齢者の自立支援住居、器具の開発や情報提供を進めていく。
 超高齢社会の課題は全ての人に関わること。住民参加も大切だ。今後、建築業や介護福祉機器業、行政などさまざまな団体に参加を呼び掛け、コンソーシアム(共同体)を組織する。

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