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地域医療の理解深める 静岡で医学生ら、医師定着のアイデア議論

(2018/8/29 07:54)
医師定着の方法についてグループワークで話し合う医大生=28日午後、静岡市葵区
医師定着の方法についてグループワークで話し合う医大生=28日午後、静岡市葵区

 静岡県は28日、医師確保を目的に運営する仮想大学「ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ」の夏季セミナーを静岡市葵区で開いた。県の奨学金制度を利用している県内外の医大生24人が参加した。学生たちは普段、顔を合わせることのないカレッジの“同級生”や県内の医療関係者と交流し、地域医療への理解を深めた。
 参加者は4班に分かれてグループワークを行い、「患者の満足度向上」と「医師の地域定着」の2テーマでアイデアを出し合った。医師の定着については、大都市の病院と同様の研修機会の提供▽地域特性や住民の雰囲気が分かるような機会づくり▽出産や育児に対する職場の理解―などが必要との意見が挙がった。
 学長を務める本庶佑ふじのくに地域医療支援センター理事長や藤枝市立総合病院の金本素子リウマチ科長ら3人の講演、若手医師との意見交換会もあった。
 転職して医師を目指しているという岐阜大医学部1年の男子学生(35)=沼津市出身=は「他大学の学生と知り合えて良かった。(カレッジでは)国家試験に関する情報を提供してもらえたらうれしい」と話した。
 カレッジは2014年度に創設され、県内勤務を条件に返済を免除する県の奨学金制度を利用する学生が“入学”する。メールマガジンによる医療情報の提供、県内の病院を集めた合同就職説明会、県職員が相談に乗る意見交換会などを実施し、県内で働く予定の学生を支援している。

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