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骨髄バンク、コーディネーター不足 静岡県など16県で

(2018/8/15 07:58)
静岡県内病院での骨髄・末梢血幹細胞提供数の推移
静岡県内病院での骨髄・末梢血幹細胞提供数の推移

 白血病患者らを救う骨髄・末梢(まっしょう)血幹細胞移植で、提供者(ドナー)やその家族、医療者など関係者の連絡調整を担当するコーディネーターが静岡県を含む16県で不足している。日本骨髄バンク(東京都)が各県で養成研修会の受講者の募集を始めた。
 コーディネーターは、ドナー登録者と患者の白血球型が適合した場合、ドナーやその家族に意思を確認したり必要な情報提供をしたりするほか、ドナーの健康診断や入院に同行する。移植後も健康面のフォローなどを行うため、コーディネーターの活動は1件につき3~4カ月に及ぶ。
 現在、コーディネーターは全国に170人で、県内は4人。県内の病院では年間30件前後の骨髄・末梢血幹細胞提供が行われていて、日本骨髄バンクは1人当たりの精神的負担や拘束時間などを鑑み、「余裕が必要」としている。
 静岡市葵区の女性(59)は、身内が大病を患い「突然訪れる病気の非情さを知った」ことで、2001年にコーディネーターになった。言葉一つでドナーやその家族の感情を左右する難しさがある一方、順調に移植ができた時だけでなく、さまざまな事情により移植に至らない場合でも、ドナーに「来て良かった」と言ってもらえた時はやりがいを感じるという。「ドナーの意思を患者救命につなげる大切な仕事。人との関わりが好きな人にこうした活動を知ってもらえたら」と話した。

 ■日本骨髄バンク、研修会受講者募集
 日本骨髄バンクは31日まで、コーディネーター養成研修会の受講者を募集している。
 応募資格は原則25歳以上。10月から2019年3月までの間、座学や指定病院での実地研修に取り組み、試験を受ける。
 受講無料。問い合わせは日本骨髄バンク「コーディネーター養成研修会」係<電03(5280)2200>へ。

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