静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

「伊東を音楽療法先進地に」 音楽家みつとみさん、地元に研究会

(2018/7/26 09:21)
研究会で音楽療法について解説するみつとみさん(中央)=伊東市八幡野
研究会で音楽療法について解説するみつとみさん(中央)=伊東市八幡野

 伊東市在住の音楽家みつとみ俊郎さん(68)が今年1月から毎月1回、「伊豆高原音楽療法研究会」を開催している。地元の看護師やセラピスト、住民有志らが音楽の医学的な治療効果に理解を深めていて、みつとみさんは「伊東を日本の音楽療法の先進地域に」と意気込む。
 音楽療法は音楽の生理的、心理的なメカニズムで疾患の回復を図る療法。自閉症や認知症、緩和ケア(ホスピス)などに効果的とされる。米国では広く定着しているが、日本での認知度はまだ低い。
 みつとみさんは米ミシガン州立大学院時代に音楽療法に触れ、帰国後もNHKの子ども向け音楽番組の制作など、多彩な音楽活動と並行し研究してきた。伊東市に移住したのは約10年前。伊豆高原がセラピーやヨガに携わった経験のある都心からの移住者が多く、「ついのすみか」ともされていることから、「音楽療法が根付く土壌がある」と以前から構想を膨らませていた研究会を立ち上げた。
 研究会は今後、医療関係者らの関心を喚起し臨床事例の積み重ねを図る。音楽療法専攻がある大学と連携し、市内の病院や高齢者施設、在宅介護などで学生がインターンとして実践することなどを模索中だ。みつとみさんは「自治体単位で音楽療法を支援している都市はない。民間の活動を広げ、伊東がモデル都市となる流れをつくりたい」と話す。

静岡医療・健康・福祉の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト