ヘルプマーク 理解促進へクリアファイル作製、配布へ
(2018/3/22 07:26)-
全国心臓病の子どもを守る会静岡県支部(静岡市葵区)と発達障害児を支援する市民団体「ありままの会」(三島市)は、援助や配慮が必要と周囲に知らせるための「ヘルプマーク」を周知しようとクリアファイル約8千枚を作製した。県内の新小学1年生に配布する計画で、同支部会員らが21日、静岡市葵区で仕分け作業を行った。
ファイルは県の補助金を活用して作製し、静岡、三島、磐田各市の公立小122校に30日までに配る予定。赤地に白色の十字とハートが入ったヘルプマークのデザインとともに、「みためではわからないけどこまっています」「このマークをみかけたらやさしくしてね」などと表記した。
ヘルプマークは、外見からは分からない義足、人工関節、心臓病の人や妊娠初期の女性が周囲に配慮を必要としていることを知らせるための印。県も、ストラップタイプを市町や保健所で無料配布するなど普及に取り組んでいる。
全国心臓病の子どもを守る会県支部事務局の大石裕香さんは「マークの意味を正しく理解するのにクリアファイルを役立ててほしい」と話した。
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