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空き店舗に保健相談スペースを開設 浜松・聖隷クリストファー大

(2017/12/6 17:05)
認知症予防講座で過去の思い出を振り返る参加者=11月中旬、浜松市中区の砂山銀座サザンクロス商店街
認知症予防講座で過去の思い出を振り返る参加者=11月中旬、浜松市中区の砂山銀座サザンクロス商店街

 聖隷クリストファー大(浜松市北区)が同市中区の砂山銀座サザンクロス商店街の空き店舗に「まちなかリハ室 Re-暮創(りくらそう)」を開設し、作業療法士によるリハビリテーション相談や健康講座を始めた。高齢者の在宅生活を地域一体で支える地域包括ケアシステムの充実を図る取り組み。商店街活性化も視野に活動している。
 同大リハビリテーション学部作業療法学科の建木健助教が中心になり、誰もが気軽に訪問できる場として10月にオープン。同学科を卒業した作業療法士らが常駐し、医療や保健、福祉に関する情報を発信して住民の健康意識の向上を目指している。すでに訪れた住民からは「生活の中で認知症を予防するポイントが聞けてうれしい」などと好評だ。将来的には、要支援1、2の人向けの市町村事業「介護予防・日常生活支援総合事業」の通所型サービスを運用することも構想する。
 学生も地域の医療や福祉のニーズを調査するフィールドワークの拠点として活用し、課題解決策を考える。建木助教は「高齢者や障害者がどうすれば地域でその人らしい生活ができるかを考える場にもしたい」と話す。
 同商店街はJR浜松駅南口から徒歩数分の場所にある長さ約100メートルのアーケード街。1980年代前半までは最大30店舗ほどが並んだが、現在は事務所を含め12店に減少し、活気を失った。リハ室開設で「人の流れを作り、新たなコミュニティーの場として商店街を盛り上げたい」と建木助教は意気込む。同商店会の鈴木勝彦会長(51)も「新たな街づくりに向けて商店会も連携したい」と期待する。
 リハ室は平日午後2~6時。月2回程度、過去の思い出を語り合う認知症予防法「回想法」講座などを開いている。

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