静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

認知症患者の交流後押し 森町、高校生が「カフェ」企画

(2017/10/24 08:54)
鈴木牧子さん(前列左から3人目)らと認知症カフェ当日の取り組みを確認する山下実華さん(同4人目)ら生徒=5日、森町のグループホームたんより
鈴木牧子さん(前列左から3人目)らと認知症カフェ当日の取り組みを確認する山下実華さん(同4人目)ら生徒=5日、森町のグループホームたんより

 森町の県立遠江総合高の生徒が認知症患者の居場所づくりを目的に、患者や家族、介護関係者が交流する「認知症カフェ」の25日開催に向け、準備を進めている。全国に支部を持つ支援団体「認知症の人と家族の会」(京都市)によると、高校生主体で企画運営される認知症カフェは全国的にも珍しいという。連携する町や施設も、患者と若者の交流促進に期待を寄せる。
 カフェの会場となる認知症高齢者の入所施設「グループホームたんより」にこのほど、同校2年生8人と施設関係者らが集まり、打ち合わせを行った。生徒が考案した認知症カフェのオリジナルキャラクターや参加者に提供する菓子の試作品を同施設の鈴木牧子さん(47)に紹介し、当日の会場の飾り付けなども確認した。
 2年の山下実華さんは「お年寄りに楽しんでほしいし、今回だけでなく今後も続けたい」と見据える。
 町内では2016年度まで認知症カフェの開催が実現していなかったが、同施設が手を挙げ、今年7月に初開催にこぎ着けた。同校は2年生がグループ別に町の活性化策を探る独自授業を実施していて、7月に視察した大竹智久教諭(25)が生徒に参加を提案。町と小規模多機能ホーム「よろず庵」(同町)も加わり、計画を詰めている。
 たんよりの鈴木さんは「介護は若者が興味を持ちづらい分野だと思う。関連する職業に就かないとしても、カフェの開催を通じて関心を持ってもらうことにも意義がある」と話す。高校生を含め、各機関と連携しながら定期的に認知症カフェを開催したい考えだ。

 ■25日、森町で開催
 森町草ケ谷のグループホームたんよりで25日午後1時から3時まで、認知症カフェ「オレンジカフェ」が開かれる。参加無料。
 たんよりと小規模多機能ホームよろず庵、県立遠江総合高、町地域包括支援センターの合同開催。認知症や介護に関する相談を受け付けるほか、高校生との交流機会も設ける。
 問い合わせは同センター<電0538(85)6341>へ。

静岡医療・健康の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト