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ドナー家族に寄り添い、使命貫く 臓器移植法施行20年 静岡

(2017/10/13 08:59)
県立総合病院の院内移植コーディネーターと意見交換をする石川牧子さん=9月下旬、静岡市葵区の同病院
県立総合病院の院内移植コーディネーターと意見交換をする石川牧子さん=9月下旬、静岡市葵区の同病院

 臓器移植法が施行され16日で20年がたつ。臓器提供の場に立ち会い、提供された臓器が希望する人に適切に届くようさまざまな調整を行う臓器移植コーディネーター。静岡県では日本臓器移植ネットワーク(東京都)と県から委嘱された石川牧子さん(54)=浜松市浜北区=が一人で担っている。「大きな決断をしてくださる方々に責任を持って接したい」。ドナーとその家族に寄り添い、命をつなぐ使命を持つ。
 「どのご家族も承諾書にサインする時に手が震えます。死の受容は簡単ではありません」。石川さんはこれまでのドナーやその家族との関わりを振り返り、こう語る。
 病院からの情報を受けて患者家族と面談し、臓器提供という選択肢があることを説明する。「家族それぞれのむき出しの感情が出る」(石川さん)というその時に、さまざまな話をしながら、残り少ない最期の時間を認識できているか、ドナーの死後も家族が心理的に助け合えるか-などを見極める。承諾を受けると、病院に泊まり込んで、家族のケアと同時に病院スタッフらと連携して提供に向けた手続きを進める。

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