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静岡富士病院の患者移送 1日移転へ陸上自衛隊協力

(2017/9/30 07:15)
病院の機能移転に伴い、患者を移送する自衛隊員=29日午前、富士宮市の静岡富士病院
病院の機能移転に伴い、患者を移送する自衛隊員=29日午前、富士宮市の静岡富士病院

 独立行政法人国立病院機構が運営する静岡富士病院(富士宮市)が1日、同法人運営の静岡医療センター(清水町)に移転統合する。神経・筋疾患、重症心身障害の診療研究を引き継ぎ、医療機能の向上を図る。陸上自衛隊の協力で29日、センターへの患者移送が始まった。30日にも実施する。
 同病院は1942年に創設された大宮陸軍病院が前身で、結核治療の療養所として活用。75年に重症心身障害児者の療育を開始し、2011年からは神経難病患者を受け入れるなど高度医療を展開してきた。入院患者の高齢化に伴うがんや骨折、皮膚疾患などの合併症治療が病院単独で困難な状況や建物の老朽化を踏まえ、移転が決まった。
 受け入れ対象は別の病院への転院者などを除く重度心身障害55人、神経難病17人。センターに重症心身障害病棟・療育訓練室を新設し、既存病棟を改修して神経内科の体制を整えた。現在、同病院に勤務する職員は常勤と非常勤の計約130人。うち約70人がセンターに移る。
 機能移転後の在宅療養患者の支援については、静岡富士病院の溝口功一院長(61)が富士宮市立病院で行う外来診療を月1回から週1回に増やすなどの策を講じている。溝口院長は「診療体制が整ったセンターでの治療は、患者にとってメリットが大きい」と意義を話す。

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