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終章 思い広げる(2) 情報共有「強くなれる」

(2018/6/30 15:34)
スマートフォンでフェイスブックの投稿を確認する大下剛史さん=6日、東京都内
スマートフォンでフェイスブックの投稿を確認する大下剛史さん=6日、東京都内

 会員制交流サイト(SNS)のフェイスブック(FB)に、切実な悩みが今日も届く。「職場にてんかんを告げた方がいいのでしょうか」「障害者手帳を持っている人いますか」。その質問に誰かが答える。FBのグループ会員数は千人超。多くの患者が病気と向き合っていることを物語る。開設したのは東京都の大下剛史さん(37)。自身も1日数本、てんかんにまつわる新聞記事や医療・福祉の情報を投稿する。思いは一つ。「患者がつながって、いろんな情報を共有できれば、きっと強くなれる」
 故郷の沖縄県でインターネット関連の職に就いていた25歳の時、思いがけない病気に見舞われた。多忙を極め、体調が優れない中でこなした徹夜仕事。翌朝、立ち寄ったファストフード店で倒れた。脳炎が原因でてんかんを発症し、高次脳機能障害も引き起こした。半身が動かず、記憶が途切れ、会話もできない状態がほぼ1年間続いた。
 「浜松に来ないか」。救いの手を差し伸べてくれたのは職場の社長だった。勤務先は浜松市に本社があり、聖隷浜松病院てんかんセンター(同市中区)で専門治療を受けられる。配慮に感謝し、生活の場を移した。

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