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地域の課題(衆院静岡8区)産業力再生 「開業率」の向上急務

(2017/10/20 11:05)
ベンチャー誘致や異業種連携のきっかけづくりが期待されるはままつトライアルオフィス=10月上旬、浜松市中区
ベンチャー誘致や異業種連携のきっかけづくりが期待されるはままつトライアルオフィス=10月上旬、浜松市中区
8区 浜松市東区と中区、南区の一部を除く地域
8区 浜松市東区と中区、南区の一部を除く地域

 「まずは営業拠点として活用し、取引が増えたら浜松に開発拠点を構えたい」。浜松市中区のザザシティ浜松中央館内に9月にオープンした公設共同オフィス「はままつトライアルオフィス」。法人向けシステム開発を手掛けるベンチャー企業「スパイクシステムズ」=東京都中央区=の佐野幸信社長(53)はそう意欲を語った。
 オフィスは、浜松進出を検討する大都市圏のベンチャーやベンチャーとの連携を望む地元企業が商談などに使えるフリースペース。異業種交流の場としても活用できる。
 市がベンチャー誘致や創業支援に力を入れる背景には、市内の開業率の低迷がある。2015年度の開業率は3・73%で、廃業率4・01%を下回った。製造品出荷額はリーマン・ショック前の07年が3兆2200億円だったのに対し、14年は2兆57億円にまで落ち込んだ。事業所数も7年間で752も減った。
 “やらまいか精神”の下、これまで製造業を中心に産業の力で発展してきた浜松市。だが、大手の海外進出や技術革新が進み、市内産業の空洞化は深刻化している。中小企業の多くは大手のサプライヤーの役割が大きかっただけに、従来の業態だけで生き残るのは厳しくなっている。

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