静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

<鍾乳洞施設管理>竜ケ岩洞(浜松市北区)

(2017/6/5 11:30)
落差30メートルの「黄金の大滝」。懐中電灯で岩肌を照らして安全を確認する池谷茂樹さん
落差30メートルの「黄金の大滝」。懐中電灯で岩肌を照らして安全を確認する池谷茂樹さん
ハンマー
ハンマー

 開場前の観光鍾乳洞「竜ケ岩洞」(浜松市北区引佐町)。施設管理主任を務める池谷茂樹さん(36)が懐中電灯を手にして鍾乳洞へ入っていく。壁を照らし、崩れたり、はがれたりしそうな箇所はないか、入念に確認しながら先へと進む。
 歩いて5分余り、入り口から約200メートルのちょうど折り返し地点。ひんやりとした空気に湿気が増してくると、岩肌に打ち付ける水音とともに落差30メートルの「黄金の大滝」が現れた。「数え切れないほど通っているのに、つい見とれてしまう。自然のダイナミックさを一目で体感できる場所」。地下に広がる大空間を独り占め。時を忘れそうになるほど見入ってしまう。
 地元出身で、竜ケ岩洞は子どもの頃から身近な存在だった。高校を卒業後、県内や愛知県でさまざまな職を経験したが、26歳の時に「少しでも好きな自然と触れ合える仕事がしたい」と転職した。
 洞内の点検や清掃の他、観光客の案内、飼育しているコウモリの世話まで何でもこなす。さまざまな仕事をこなしながら、営業開始前から終了後まで1日洞内を6、7周する。悪天候の日は、足元が滑りやすく危険も多い。黄金の大滝も大雨が降れば、水量が倍以上になる。「毎日何度も見ているからこそ、小さな変化も分かる」。細かな異変も見逃さないよう安全に気を配る。

ソノ仕事×コノ絶景の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト